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      • 60 日前
      • エイプリル、ジュン、そしてマーヤの3人は、自主コンサートを開く決断をしたものの、音響機材のレンタルにはかなりの費用がかかることがわかりました。

        そんなとき、プロバンドのギタリストであるリーさんから、プロのコンサートのPAスタッフのアルバイトの提案がありました。

        PA(ピーエー)とはパブリック・アドレス(Public Address)の略で、公衆に伝達する音響装置のことです。音響機材の勉強になるだけでなく、実際のコンサート現場での経験も得られるということで、3人はアルバイトをすることに決めました。

        当日、早朝に会場の建物の裏口に到着すると、大型のトレーラーが音響機材や楽器を運び出していました。コンサートは夕方から始まる予定ですが、朝早くから準備が行われていることに驚きました。

        3人はPA会社の責任者から挨拶を受け、安全に作業を行うようにと注意事項を聞きました。そして、巨大なスピーカーや機材を運ぶ手伝いをしました。

        会場内では、舞台や照明の設置が進められており、3人も見よう見まねで作業を手伝いました。

        メインのヴォーカルマイクにはSHUREのSM58ワイヤレスシステム、ギターアンプ、ベースアンプやドラムセットにはSHUREのSM57が使用されました。

        ギターやベース、キーボードにはワイヤレスシステムとダイレクトボックスでミキサーとライン接続されています。

        観客席の後方中央のミキサー席には、64チャンネルミキサーがあり、ステージと32チャンネルマルチコネクションケーブルで接続されています。

        JBLのステージスピーカーやモニタースピーカーはAMCRONのパワーアンプと組み合わされて、パワフルかつクリーンな音を響かせました。

        ボーカルマイクの位置でのサウンドチェックで、足元のモニタースピーカーからの大音響が、まるで大観衆の前で演奏しているかのような気分にさせました。

        これから始まる本番の演奏が待ち遠しくてワクワクする中、3人は大きな期待と興奮を抱いています。

        果たして、彼らの自主コンサートはどんな素晴らしい音楽体験をもたらすのでしょうか?
      • date: 2024-03-02   time: 23:06
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