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どうぶつの森の美術館 ~シナリオの書き方~

シナリオを書く際の手順と注意点は次の通りです:

1. アイデアの概要を考える:
- まず、どのようなストーリーを伝えたいのか、主要なテーマやキャラクター、舞台を考えましょう。

2. キャラクターの設定:
- 主要なキャラクターの個性、外見、背景を詳細に設定します。キャラクター同士の関係も考えましょう。

3. プロットの構築:
- シーンごとの出来事を順番に整理し、ストーリーの進行を考えます。クライマックスや転機を計画しましょう。

4. ダイアログの書き起こし:
- キャラクターの会話やモノローグを詳細に書き起こし、ストーリーを進める手段として利用します。

5. パネル構成:
- 各シーンやページをどのように分割し、画面上でどの情報を伝えるか考えます。画面効果やアングルも重要です。

6. タイムラインの設定:
- シーンやイベントの時間軸を設定し、物語の流れを整理します。

7. アクションとエフェクトの記述:
- 戦闘や特殊効果、キャラクターの動きを詳細に記述します。

8. 絵コンテの作成:
- パネルごとにキャラクターのポーズや背景の描写を含む絵コンテを作成します。

9. レビューと修正:
- 書いたシナリオを何度も確認し、不明瞭な部分や不自然な展開を修正します。

10. アーティストとのコラボレーション:
- イラストレーターや漫画家と協力し、シナリオを実際のマンガに仕上げます。

注意点:
- キャラクターの一貫性を保つために、個々の性格やモチーフに注意してください。
- シーンやダイアログは物語性と連続性を持たせるように心がけましょう。
- パネルごとに情報を適切に分散させ、読者がストーリーを理解しやすくすることが重要です。
- レビューと修正は欠かせません。他の人のフィードバックを受けることも役立ちます。

マンガやアニメ等の制作は創造力と継続的な改善が必要なプロセスですので、自分のスタイルを見つけるのに時間をかけましょう。

またプロット、シノプシス、シナリオの違いについて説明し、さらに5W2H、起承転結、PREPについても説明します。

1. プロット(Plot):
- プロットは物語の骨子で、出来事や転機がどのように展開するかを示す計画です。主要なプロットポイント(クライマックス、転機など)を含みます。詳細なダイアログやシーンの描写は含まれていません。

2. シノプシス(Synopsis):
- シノプシスは物語の要約で、プロットの要点やキャラクターの概要を簡潔に説明します。物語全体の概要を提供し、出来事の主要な流れを示しますが、詳細は含まれていません。

3. シナリオ(Scenario):
- シナリオは物語の詳細な脚本で、各シーンやページのダイアログ、キャラクターの動き、背景描写などが含まれます。漫画や映画などの制作過程で具体的な指示を提供します。

次に、以下の要素について説明します:

- 5W2H:物語を構成する基本的な要素で、Who(誰が)、What(何を)、Where(どこで)、When(いつ)、Why(なぜ)、How(どのように)、How much(いくら)を表します。これらの要素を明確にすることで物語の論理的な展開が可能になります。

- 起承転結(Introduction, Rising Action, Climax, Falling Action, Conclusion):物語の構造を示す基本的な要素で、物語がどのように進行し、高まり、解決するかを示します。

- PREP(Point, Reason, Example, Point):論述や説明において、主張やポイントを効果的に伝えるための手法です。最初にポイントを示し、それに理由を付け、具体例を挙げ、最後に再びポイントを強調する方法です。

これらの要素は物語の構築や伝達に役立ちます。シナリオの作成や物語の展開において、これらの要素を考慮することは重要です。

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    Course

  • 日時:2024/04/01 ~ 2025/03/31
  • 名称:どうぶつの森の美術館 ~シナリオの書き方~
  • 場所:オンラインスクール
  • 料金:¥0 (消費税込)