教育事業 パルテア

マスク
マスクを使用すると、クリップ内のアニメーション データの一部を破棄して、クリップでオブジェクトまたはキャラクター全体ではなく一部だけをアニメーション化できます。たとえば、投げるアニメーションを持つキャラクターがあるとします。投げるアニメーションを、走る、しゃがむ、ジャンプするなどのさまざまな体の動きと組み合わせて使用​​したい場合は、投げるアニメーションのマスクを作成して、右腕、上半身、頭だけに制限することができます。アニメーションのこの部分は、基本的な走るアニメーションやジャンプするアニメーションの上にあるレイヤーで再生できます。

ビルドにマスキングを適用することで、ファイルサイズとメモリを小さくすることができます。また、実行時にブレンドするアニメーション データが少なくなるため、処理速度も速くなります。インポート マスキングが目的に適さない場合もあります。その場合は、Animator Controller のレイヤー設定を使用して、実行時にマスクを適用できます。このページは、インポート設定のマスキングに関するものです。

インポートしたアニメーション クリップにマスクを適用するには、[マスク] 見出しを展開してマスク オプションを表示します。メニューを開くと、[定義]、[ヒューマノイド]、[変換] の 3 つのオプションが表示されます。

定義

このクリップ専用の 1 回限りのマスクをインスペクターで作成するか、プロジェクトから既存のマスク アセットを使用するかを指定できます。

このクリップ専用の 1 回限りのマスクを作成する場合は、[このモデルから作成] を選択します。

同じマスクを使用して複数のクリップを設定する場合は、[他のマスクからコピー] を選択してマスク アセットを使用する必要があります。これにより、1 つのマスク定義を多くのクリップで再利用できます。

[他のマスクからコピー] を選択すると、[ヒューマノイド] および [変換] オプションは、このクリップのインスペクター内で 1 回限りのマスクを作成することに関係するため、使用できなくなります。

ヒューマノイド

ヒューマノイド オプションを使用すると、人間の図の体の部分を選択または選択解除することで、マスクをすばやく定義できます。アニメーションがヒューマノイドとしてマークされていて、有効なアバターがある場合に使用できます。

変換

このオプションを使用すると、アニメーションの個々のボーンまたは動く部分に基づいてマスクを指定できます。これにより、正確なマスク定義をより細かく制御できるほか、非ヒューマノイド アニメーション クリップにマスクを適用することもできます。