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はじめに

曲線とサーフェスは、Blender オブジェクトの特殊なタイプです。これらは、一連のポイント間の線形補間ではなく、数学関数 (補間) によって表現されます。

Blender では、ベジェ曲線と NURBS 曲線の両方が提供されています。ベジェ曲線と NURBS 曲線およびサーフェスは、どちらも「制御ポリゴン」を定義する「制御ポイント」(または「制御頂点」) のセットによって定義されます。

ベジェ曲線で作成された Blender ロゴ。
ベジェ曲線と NURBS 曲線はどちらも数学的な定義に基づいて名前が付けられており、どちらを選択するかは、モデラーの観点からどのように見えるかというよりも、舞台裏でどのように計算されるかという問題になることが多いです。ベジェ曲線は、設定した制御ポイントで開始および終了するため、一般的に直感的ですが、曲線に多くのねじれや曲がりがある場合、NURBS 曲線の方がコンピューターの計算が効率的です。

ポリゴン メッシュの代わりに曲線を使用する主な利点は、曲線はより少ないデータで定義されるため、モデリング時に使用するメモリとストレージ スペースが少なくて済むことです。ただし、サーフェスに対するこの手順的なアプローチは、レンダリング時に要求が増加する可能性があります。

パスに沿ってプロファイルを押し出すなどの特定のモデリング手法は、曲線を使用してのみ可能です。一方、曲線を使用する場合、頂点レベルの制御はより困難になり、細かい制御が必要な場合は、メッシュ編集の方がモデリング オプションとして適している可能性があります。

ベジェ曲線は、文字やロゴをデザインするために最も一般的に使用される曲線です。

ベジェ曲線は、オブジェクトを移動させるため (以下の制約を参照) や、時間の関数としてオブジェクトのプロパティを変更する F 曲線として、アニメーションでも広く使用されています。